遮熱材「リフレクティックス」
いずみ建築設計では、室内環境を春夏秋冬どの季節でも快適にする「遮熱材」を標準採用しています。
本当の「遮熱材」とは、どうのようなものかを効果やメリットについてご紹介します。
体感できるモデルルーム 「ブランチ(branch)」で体感して下さい。
※リフレクティックスは他社の遮熱材と違い、責任施工制度を採用しているため、確実な熱の移動を遮断いたします。
遮熱とは?
「断熱材」という単語は聞いたことがあるかと思いますが、「遮熱材」はどうでしょう?
漢字では断と遮、似たような表現ですが、仕組みは根本的に違います。
断熱材は熱伝導率の低い材質で、「熱が伝わるスピードを遅くする材料」です。遮熱材とは「熱(輻射熱)を反射させて跳ね返す材料」です。
熱が伝わる仕組み
遮熱を知るためには、まず、熱がどのように伝わるかを知る必要があります。
熱は、3つの方法でしか移動せず、必ず「対流」「伝導」「輻射」のどれかの方法で移動します。
また、3種類の熱移動のそれぞれの比率です。
「伝導熱」、「対流熱」と比較し、「輻射熱」が特に大きな割合を占めています。
断熱材と遮熱材の違い
断熱材は「伝導熱」と「対流熱」にしか対応していなく、完全な断熱材を持ってきたとしても25%しか防ぎきれません。
遮熱材は熱移動の最大の要因である「輻射熱」を遮断します。断熱材を遥かに超越するのです。また特別な施工技術により伝導や対流も防ぎます。
エアコンを使用した際のそれぞれの素材の温度差の一例です。
同じ外気温、希望設定温度の場合でも15℃の差が発生しています。
遮熱材のメリット・デメリット
遮熱材のメリット
遮熱材には多くのメリットがあります。
その中でも一番感じてもらえるのが赤外線による熱移動を99%カットできる点。
さらには電気代のコストも下げるだけでなく「半永久的に使用可能(劣化しない)」が可能な点も!
- ・赤外線による輻射熱移動を99%カット
- ・室内温度の調節がしやすい(省エネ)
- ・電気代のランニングコスト削減
- ・わずかなエネルギーで「夏涼しく、冬暖かい」建物を実現
- ・長期使用可能
- ・解体時の再利用可能
遮熱材のデメリット
遮熱材は三原則の「輻射熱」に対しては非常に高い効果を発揮しますが、残り25%を占める「対流熱」、「伝導熱」に関しては、遮熱材そのものは力を発揮しません。しかし、このデメリットに関しましては、適切な施工方法により防ぐことができます。
ポイントは企業秘密となりますが、遮熱施工管理士の免許を持った者が必ず施工管理することで、このデメリットを改善し、熱移動を限りなく少なく致します。
また、遮熱材は間違えた施工方法を行うと結露が発生しその結果遮熱材の性能も失い、カビの発生源となります。
現在ネット上には遮熱材が購入できるようになっていますが、単純に貼るだけではなく、適切な施工を行う必要があります。
いずみ建築設計には「遮熱施工管理士」の免許を持ったスタッフがいますので、遮熱材の施工は安心してお任せ下さい。
遮熱材「リフレクティックス」
いずみ建築設計では「リフレクティックス」という遮熱材を取り扱っています。
「リフレクティックス」とは?
リフレクティックスは、宇宙産業の反射絶縁材料を地球環境に応用させた「遮熱材」です。
アメリカインディアナ州に位置するリフレクティックス社が持つ「反射技術」によって、輻射熱の反射率99%を実現。この高い遮熱性能を持つリフレクティックスは、暑い夏と寒い冬を快適に過ごすことに寄与する環境に優しい材料です。たった8mmの遮熱材リフレクティックスが今までの断熱の常識を覆し、冷暖房コストとエネルギーの節約に大きく貢献します。
「リフレクティックス」の構造
リフレクティックスの構造は、両面の高純度アルミ箔(純度99.99%)に、2枚のバブルポリエチレンシートと3枚のポリエチレンシートが内蔵された単純構造体です。
7層構造を支えるために接着剤ではなく、先端的なプラズマ溶着式を採用することで、接着剤ゼロを実現しました。接着剤からの劣化や剥離を防ぎ、高耐久性を追求しています。
劣化原因となる紫外線も99%反射するため、リフレクティックスは100年経っても再利用可能な商品です。
遮熱施工イメージ
遮熱材の効果
実際に遮熱材の施工を行い、サーモカメラで温度を確認しました。
遮熱施工済みの箇所と、遮熱施工されていない箇所の温度差を見ていただければ、その効果は一目瞭然です。