シューズクロークで失敗しないためには?実際の失敗例と併せてご紹介!

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玄関のメインの収納スペースとなるのがシューズクローク。
そんなシューズクロークを設置した後に失敗したらどうしようと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はシューズクロークでよく起こる失敗例を取り上げて失敗しないための対策法についてご紹介します。

□シューズクロークで実際にある失敗例とは?

シューズクロークとは主に靴をしまっておく場所で、人が入るスペースがあればシューズインクロースとも呼ばれます。
シューズクロークを置くことで実際に起きやすい失敗例を紹介します。

1.玄関が狭くなる失敗

たくさんの靴を収納できる大きすぎるシューズクロークを設置すると玄関のサイズが相対的に狭くなってしまいます。
シューズインクローゼットを設置する場合は特にスペースの確保が厳しくなる傾向があります。
ゆとりのある玄関にするためにも、シューズクロークのサイズは設置する時に入念にチェックしましょう。

2.臭いや湿気が気になる失敗

シューズクロークにはどうしても靴から発生する臭いや湿気が篭ってしまいます。
臭いがあると心地よくない玄関になり、湿気はカビの原因です。
そんな臭いや湿気を削減するためには換気の設備を検討します。
換気扇や小窓などを玄関付近やシューズクロークに取り付けると通気性の良いクーズクロースを作れるでしょう。

3.収納がしにくくなった失敗

シューズクロークの大きさや配置によっては靴が収納しにくい場合があります。
ブーツやヒールのある靴を収納するのであれば、高さのある収納スペースも必要です。
あらかじめ何を収納したいのかまとめておくことで、シューズクロークはかなり収納しやすくなります。

□シューズクロークの失敗しないための対策法とは

続いてシューズクロスを検討する際に、どんな点に注意して作るべきなのかを紹介します。

*扉をつけるかどうか

シューズクロークには扉があるものとないものがあります。
扉をつけると玄関に閉塞感が出てしまう場合もあるので、扉のないシューズクロークにする選択肢も検討してみましょう。

*幅や大きさに注意

シューズクロークの幅や大きさについては入念に確認しておきます。
1畳〜4畳程度がシューズクロークの一般的な広さです。
家族構成や靴の数、他に置いておきたいものを考えつつ、玄関の広さとの兼ね合いも考慮してシューズクロークの幅や大きさを決めましょう。

□まとめ

今回はシューズクロークでよく起きる失敗についてご紹介しました。
玄関の狭さ、臭いや湿気、収納のしにくさが原因で多くの人がシューズクロースで失敗しています。
シューズクロークで失敗しないためには扉の有無や幅や大きさに気を付けましょう。

シューズクロークの設置を検討している方はぜひ当社までお気軽にご相談ください。

扉なしのウォークインクローゼットの失敗とその対策法をご紹介!

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ウォークインクローゼットはマイホームを作る上で憧れの設備の1つでもあります。
そんなウォークインクローゼットには扉があるものとないものがあります。
扉がないウォークインクローゼットは魅せられる特徴がある分いくつか気をつけるべき点があります。
そこで今回は扉をなしにしたウォークインクローゼットでの失敗や失敗しないための対策法についてご紹介します。

□扉なしのウォークインクローゼットの失敗とは

ウォークインクローゼットに扉を設置しなくて実際に失敗した事例について取り上げます。

まず、扉なしのアーチ型ウォークインクローゼットでの失敗です。
ショールームではウォークインクローゼットがアーチ型になっているものもあります。
一見おしゃれに見えるアーチ型ですが、いざ取り付けてみると、入り口の大きさが狭くなりがちです。
また、長方形のものを収納する際にアーチの凹みに引っかかってしまうと不便ですね。

またウォークインクローゼットに扉がないとどうしても中身が見えっぱなしです。
収納部分に扉がないと、中身が散らかっていてもそれらが全て見えてしまうので、急な来客が来た時に恥ずかしい思いをしてしまいますよね。

最後に洋服を外部から見られて失敗したと感じる人もいます。
扉がないと、場所によっては外からの太陽光や埃が洋服に直接当たってしまいます。
多くの洋服は太陽光が当たってしまうと色あせてしまい、ホコリが溜まると汚れやすくなります。

□扉なしでも失敗しないためには

どうしても扉なしのウォークインクローゼットを作りたいのであれば、以下の点に気をつけると失敗しづらくなりますので参考にしてみてください。

*設置場所に気をつける

直射日光が当たらない場所や人目の目につかない場所に設置しましょう。
日差しが当たりやすいのであれば入り口の向きを変えると、洋服を日光から防ぐことが可能です。
また、来客が入る場所を避けることによって、クローゼットの中身が乱れていた場合でも人目を心配する必要はなくなります。

*入り口の設置の仕方を工夫する

ウォークインクローゼットはその入り口の場所でその収納量は変わります。
空間の入り口の中心にあると広く見え、空間の隅に設置するとその間取りでの収納量は拡大します。
中心にウォークインクローゼットを置くと広く見えて、さらに魅せる収納として活用できます。
一方、収納力を重視したいのであれば部屋の隅に設置しましょう。

*生活動線上に配置する

必要な生活動線上にウォークインクローゼットを設置します。
主に寝室や自室、洗濯物を取り込むスペースなど、洋服を用いる場面の多い空間にクローゼットがあると便利ですね。
万が一扉なしのウォークインクローゼットで不満がある場合はロールスクリーンや突っ張り棒を備え付けることで、中身は見えなくなり扉があるのと同様なクローゼットになるでしょう。

□まとめ

ウォークインクローゼットを扉なしにした場合の失敗は以下の通りです。

・アーチ型の入り口にした失敗
・中身が見えてしまう失敗
・外から見られる失敗

このような失敗を避けるためには以下の対策が有効です。

・設置場所に気をつける
・入り口の設置の仕方を工夫する
・生活動線上に配置する

以上の失敗やその対策法を知った上でウォークインクローゼットに扉を付けるか付けないかを選んでみてくださいね。

ウォークインクローゼットでお悩みの方は当社までお気軽にご相談ください。

ウォークスルータイプの玄関はどんな玄関?使い勝手も併せてご紹介!

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玄関のクローゼットを作る際にはウォークインのものやウォークスルーのものといったような種類があります。
なかでもウォークスルータイプのクローゼットは人が通れるスペースがあるので使い勝手がかなり良いです。
そこで今回はウォークスルータイプのクローゼットの特徴やその使い勝手について詳しくご紹介します。

□ウォークスルーのシューズクロークとは

ウォークスルーのシューズクロークは玄関に付随している空間で、室内にそのまま入れるのが特徴です。
多くは玄関横にあり、家族のみが使う家族専用玄関の役割を果たします。
シューズクローク内では、靴だけでなくベビーカーやレインコート、傘、自転車のヘルメット、スポーツ用品なども収納できるので玄関周りの動線がスッキリします。
どんなものを置きたいか先に決めておくとウォークスルーのシューズクロークの間取りの大きさを決めやすくなります。

また、ウォークスルーのシューズクロークのある間取りにすることでメインの玄関が綺麗でスッキリした状態に保たれます。

□ウォークスルー玄関の使い勝手をご紹介!

ウォークスルー玄関は、生活の動線をコンパクトにしたい人に特におすすめです。
具体的には共働きをしている夫婦や、片付けが嫌いで置き場所を忘れがちな人などです。
ウォークスルー玄関だと忙しい朝でもそこから簡単に出かけることができ、さらにウォークスルーなため置いてあるものが一目でわかるので忘れ物も少なくなるでしょう。
ウォークスルー玄関で生活のクオリティが上がること間違いなしです。

またウォークスルー玄関はシューズクロークから室内に入れるのが最大の魅力です。
生活スタイルに合わせてベビーカーを置いたり、自転車を片付けたりすることで、玄関周りの動線をコンパクトにしてスムーズに家に入れます。

メインの玄関が綺麗に保たれるので、来客が来る時には便利です。
生活感のある雑多なものはウォークインスペースに片付けて、メインの玄関には観葉植物や絵画で装飾し空間の雰囲気をアレンジすると、玄関のグレードアップにもなりますね。

ただ、ウォークスルータイプのクローゼットがある玄関は人が通れる分、ウォークインタイプのクローゼットより収納機能は劣ってしまうので注意が必要です。

□まとめ

今回はウォークスルータイプの玄関について紹介しました。
ウォークスルータイプのクローゼットは人がそのまま室内に入れるのが特徴で、用途別に家族専用の玄関とメインの玄関で分けられます。
ウォークスルークローゼットには生活感のある収納をすることで、メインの玄関はよそ向きのおしゃれな玄関に仕上がるので来客の方も喜ばれること間違いないですね。

ウォークインタイプのクローゼットがある玄関をご検討の方は、当社はお客様の要望に合わせた施工を実施しますのでお気軽にご相談ください。

家づくりをお考えの方へ!漆喰の効果はいつまでかご紹介!

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多くの歴史的建造物の外壁に用いられている漆喰を一度は目にしたことがあるかと思います。
漆喰は古くから世界中で使われていて、今もなお愛されている壁材の一種です。
そんな漆喰の耐用年数は長く、さまざまな優秀な機能があります。
そこで今回は、漆喰の効果の長さやその機能性についてご紹介します。

□漆喰の効果はいつまで?

漆喰とは、世界中で古くから使われてきた壁材です。
主な原材料は消石灰という炭酸カルシウムや水酸化カルシウムで、それらを粘土やノリで練り合わせて作られます。
そんな漆喰を用いられた外壁の耐用年数はなんとメンテナンスの仕方次第では100年間にも上ります。
漆喰の気硬性素材は、二酸化炭素を吸収し徐々に時間をかけて硬化していきます。
時間が減るにつれて硬化していくため、いったん硬化すると凄まじい耐久力をほこります。

漆喰の外壁で作られた古い建造物が綺麗なことからもその効果の長さを認識できますね。

□漆喰の効果をご紹介!

耐久性が高く長期間使える漆喰ですが、そのほかにどのような効果があるのか紹介します。

*断熱効果に優秀

漆喰は結晶の構造体で熱を反射しやすいため高い断熱効果があります。
冷暖房をつけた場合、漆喰によって熱は吸収されずに反射され室内の温度が一定に保たれるので保温、保冷効果に優れています。
漆喰を塗って機能性の高い住宅に仕上げてみてください。

*耐火性がある

漆喰は万が一火事が起きた場合でも家を守ってくれる役割を果たします。
建築基準法では漆喰は不燃素材という燃えにくい建材に分類されていて、燃焼しにくく、火の中でも変形、溶接、き裂しにくい特徴があります。
また古くから城などに白い漆喰が施されていたのは、戦中に火災が起きた場合火が燃えるのを防ぐ意味合いもありました。

*防音される

漆喰はビニールクロスの外壁と比べて2〜4mm厚みがあります。
室内の壁に漆喰を塗ると、その壁の厚みのおかげで音の広がりは大きく抑えられます。
漆喰の仕上がり表面の密度を濃くすることによって反響しやすい壁に仕上がります。
その一方で、壁に凹凸模様を付け加えることによってより音の反響を抑えられるでしょう。

□まとめ

漆喰は歴史的に由緒ある壁材で今もなお世界中で使われ続けています。
その効果は100年以上も継続するので、長期間にわたり家を守ってくれます。
さらに漆喰には断熱性、耐火性、防音性に優れていてその機能性にも申し分無いです。
漆喰を使用して長期間暮らしやすい住宅を実現してみてくださいね。

注文住宅を検討している人必見!おすすめの設備や節約法についてご紹介!

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注文住宅は自分好みの家にカスタマイズできる反面、設備の自由度が高いため、何が必要なのか分からなくなってしまうという方の多いのではないでしょうか。
そこで、今回は注文住宅でのおすすめの設備と設備を設置する際の節約術をご紹介します。

□注文住宅でおすすめの設備

1.浴室乾燥機

浴室乾燥機には、主に乾燥機能に加え、冷房、暖房、換気等の機能が備わっています。
24時間いつでも洗濯物を乾かせられるので、梅雨のように雨の多い時期には活躍すること間違いなしです。
また、入浴後に乾燥をかけておくことで浴室内のカビや水垢の発生を防げます。

2. IHクッキングヒーター

調理台が平面のため、調理後楽に手入れできます。
また、ガスではなく電気を用いるため火事の心配をする必要もありません。
小さな子どもや高齢者がいる場合はIHがあると安心ですね。

3. モニター付きインターホン

ビデオモニター越しに訪問者を確認できるので、セキュリティー面を強化できます。
室内から誰が来たかが分かるので、無駄に玄関先で対応する必要もありません。
特に女性にとっては、モニターがあると安心して過ごせます。

4. 食洗機

食洗機があると面倒な食器洗いの時間をかなり削減できます。
実は、食洗機は食器を手洗いする時よりも少ない水で済むので、節水にもつながります。
さらに、食洗機を使えば別の家事をしたりテレビを見て過ごしたりと有効に時間を使えます。

□設備の予算を抑える節約術とは!

注文住宅する際には予算を考慮して設備を選ばなければなりません。
設備の費用を抑える方法について解説します。

*本当に必要か確認する

注文住宅する際は多くの設備を設置することになりますが、選んだ設備が必要なものかどうか考えることが大切です。
実際に新しい家に住んでから、使う機会が少ない設備も多くあります。
床暖房や掃除ロボット、浴室のミスト機能などがその一例です。
自分のライフスタイルも考慮しながら、設備を取り付けましょう。

*設備のグレードダウン

各設備は多くの場合、複数のグレードに分かれています。
設備の機能性が高いほど高額になります。
グレードを下げると価格も抑えられるので、予算に合わせたい場合は自分に合った必要最低限のグレードを選びましょう。

*後付けを検討する

新築時に経済的余裕のない場合、ものによっては設備の後付けが可能です。
逆に、後付けできないものほど優先的に設備を取り入れましょう。

□まとめ

今回は注文住宅の際に必要な設備について紹介しました。
最近では、便利な機能のある設備がたくさんあります。
設備を選ぶ際は予算との兼ね合いと、自分にどんな設備や機能が必要なのかを考慮しながら選ぶようにしましょう。

当社では、新築の設備についての要望も受け付けています。
注文住宅を検討のお客様はお気軽にご相談ください。

コの字間取りでウッドデッキを作るメリットとは!作り方のポイントとともにご紹介

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ウッドデッキを作りたいけど、どんな間取りにしようかとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、コの字間取りのウッドデッキにすると、安全性を高められます。
そこで今回は、コの字間取りでウッドデッキを作るメリットやデメリットを紹介し、作る上でのポイントを解説します。

□コの字間取りでウッドデッキを作るメリット、デメリット

*コの字間取りウッドデッキのメリット

・自然光が差し込みやすい

間取りをコの字にすると、建物の凹み部分から自然光が部屋中に届けられます。
間取りに光が入りやすくなるので、ウッドデッキと部屋全体が明るい印象になります。

・プライバシーが守られる

コの字の間取りは、中庭が周りから囲まれているため、ウッドデッキにいる時に周りの人の目を気にする必要がありません。
周囲に注意する必要がないので、日光浴をしたりプール用意して子どもたちを遊ばせたりできます。
また、室内と隣接しているため、開放的なウッドデッキとなります。

・風通しや見渡しの良い間取り

ウッドデッキを中庭に設置することで、通気性の優れた風通しの良い空間になります。
また、中庭がコの字間取りのため家全体の見渡しがよくなります。
ウッドデッキをおしゃれにアレンジすれば、室内からウッドデッキの景色も楽しめるでしょう。

*コの字間取りウッドデッキのデメリット

・ウッドデッキの管理が必要

コの字間取りでは、凹凸の間にゴミや葉っぱが溜まってしまいます。
ウッドデッキの清掃やメンテナンスを頻繁にする必要があります。

・設計に費用が必要

家を建てる際は、建物が変わった形になるにつれて費用が膨らんでしまいます。
コの字間取りはイレギュラーな形状なので、追加の費用がかかる場合があるので注意しましょう。

□コの字ウッドデッキの間取り作りのポイントとは!

ウッドデッキとなる中庭の間取り作りには排水や湿気対策するのがポイントです。
水を溜めたりしてしまうと、カビや劣化の原因になってしまうのでお勧めできません。

・砂利を敷く
・コンクリートには雨水の経路を設ける
・ウッドデッキを樹脂加工する

上記が排水や湿気の対策方法ですので、これらを実践して水捌けの良いウッドデッキを作るようにしましょう。

□まとめ

今回はコの字間取りのウッドデッキについて紹介しました。
ウッドデッキは安全性や機能性に優れていますが、管理の仕方や設計時には注意が必要です。
また、水捌けの良いウッドデッキを作るとカビや劣化の防止になります。

当社はウッドデッキの設置工事を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

新築の収納はどれくらい必要?場所別の収納量の目安をご紹介!

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新築の家を建てる際の収納スペースは意外に盲点になりやすいものです。
建てた後に、収納のスペースが多すぎたり少なすぎたりすることもあります。
そこで今回は、新築の収納スペースがどれくらい必要なのか、場所別にご紹介します。

□新築の収納はどれくらいが目安?

新築の家を建てる時に、収納スペースをどれくらい設けるかの指標になるのが「収納率」です。
これは、家の床面積あたりの収納スペースが占める割合のことを指します。
収納率の目安は、戸建ての場合だと12~15%が理想です。

しかし、生活スタイルや家族構成によって収納量は変わってきますので、自分にあった収納量を考えましょう。

□場所別の必要な収納量とは?

部屋によって必要な収納は変わるので、場所ごとの必要な収納を紹介します。

*リビング、ダイニング、キッチン

まずリビングにおきたいものは、書類、パソコン、ティッシュ、DVD、絵や記念写真、救急道具などが挙げられます。
そこで必要になる収納は、テレビ台に付属した収納、写真の飾り棚、デスクトップの収納、小物の収納ケースです。
収納スペースをどこに置くかをあらかじめ検討しておきましょう。

次に、ダイニングは食事に使うための収納が必要です。
調味料の収納やリビングには作れなかった収納を設置すれば十分です。
キッチンは調理する場所なので、多くの収納が必要になります。

食材を保存するための収納、食器を置くスペース、調理器具の収納、洗剤や調味料のストックの収納、ゴミを置くスペース、が主に必要な収納です。
よく使うものとたまに使うもので収納を分けておくと、便利に効率よく収納できます。
冷蔵庫や電子レンジなどの家電のスペースも考慮して収納スペースを確保するのが大切です。

*水回りの収納

洗面所については、様々な用途の収納が必要です。
タオル、洗剤、脱衣や着替え、洗濯物、スキンケア、ヘア用品が主な収納です。
タオルや着替えを置くための棚があると便利です。
また、洗面台に入りきらないものがある場合は0.25畳程度の収納を取り付けましょう。

トイレには、生理用品、清掃用具、トイレットペーパーの収納が必要です。
広いトイレには置き型の収納を設けるのがおすすめです。
狭いトイレには突っ張り棒を用いると簡単に収納スペースを作れます。

*その他の部屋

寝室にはウォークインクローゼットがあると便利です。
洋服の量によって収納の広さを調整しましょう。

子供部屋はおもちゃや勉強道具を置く0.5畳程度の収納が必要です。
子供の服を収納するクローゼットや本棚は子供の生活スタイルに合わせて設置しましょう。

□まとめ

今回は新築を建てる際に必要な収納量について紹介しました。
収納率を考慮して収納スペースを設けるのがポイントです。

また場所ごとに必要な収納量は変わってきます。
家を建てる際には、どの場所にどれくらい収納が必要か把握しなければなりません。
あらかじめ収納がどれくらい必要なのかを考えながら、新築工事の計画を進めていきましょう。

小上がりのあるモダンな和室の作り方とは?そのメリットやデメリットも紹介します!

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和風ではない、小上がりのあるスタイリッシュなモダン和室はそのおしゃれさから人気を博しています。
しかし、小上がりのあるモダンな和室はどのように作ればいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、小上がりのあるモダンな和室の作り方を、メリットとデメリットとともに紹介します。

□小上がりのあるモダンな和室を作る際のコツをご紹介!

*内装

モダンな和室にするには和風なテイストだけでなく自由なデザインを組み合わせるのがポイントです。
モダンなリビングに合わせるために、和室の畳の色をグレーやブラックなどのシックな色にし、正方形の畳にするのがおすすめです。
また、照明はダウンライトや間接照明を設置することでスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。

*間取り

リビングの広さや、どのような使い方にしたいかを考慮しつつ、和室の間取りを設計する必要があります。
和室の間取りのサイズは、生活動線やリビングとのバランスをとりましょう。
用途については、和室をくつろぎの場にするのであればテレビやダイニングの近くに、来客用の客間とする場合には庭が見えるような開放感のある場所に設置するのが理想的です。

*小上がりの高さ

和室を低い小上がりにすると、リビングにフィットする空間になります。
一方で高い小上がりにすると、視線が高くリビングの仕切りとなり空間を分けることが期待できます。
また、段差の部分をある程度の高さのある段差だと収納スペースとして活用できます。

□小上がり和室のメリット・デメリットとは?

小上がり和室のメリットは以下の2点です。

1.空間に立体感が出る

段差があるとメリハリが出て、立体感のあるスタイリッシュな雰囲気になります。
リビングとの空間に区別をつけられるので和室自体がより目立った印象になります。

2.段差でくつろぐ

段差に腰をかけてリビングにあるテレビを見ることで、ゆったりと過ごせます。
段差に座れるため、正座が得意でない人にはおすすめです。
さらに、モダンなデザインにすることで落ち着いて過ごせます。
続いて、デメリットは以下の2点です。

1.バリアフリーに不向き

どうしても段差があると、高齢者や子どもは利用しにくくなります。
幼い子どもにとって段差は危険ですし、角にぶつかって怪我をする恐れもあります。
将来の暮らしや家族構成も考慮しながら、小上がりの段差の高さを調整しましょう。

2.リビングに圧迫感が出てしまう恐れがある

段差があると、部屋が狭く見えてしまう可能性があります。
段差は奥行きを出してくれますが、家具を置いたときに逆に圧迫感が感じられます。

□まとめ

今回は、小上がりのあるモダンな和室について紹介しました。
小上がりを作る際は、内装、間取り、小上がりの高さについて注意することが大切です。
また、小上がりのあるモダン和室は空間に立体感が出て、段差を利用するとリラックスして過ごせます。

一方で、リビングへの圧迫感やバリアフリー面で不都合があります。
小上がりのあるモダンな和室を作る際は、自分や家族の生活スタイルに合わせて作るようにしましょう。

省エネで快適な暮らしを実現!パッシブハウスとパッシブデザインの違いとは?

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パッシブデザインと検索すると、「パッシブハウス」という用語を目にした方も多いかもしれません。
パッシブハウスは、パッシブデザインとどう違うのでしょうか?
今回はパッシブデザインとパッシブハウスの違いとともに、パッシブデザインの住宅のメリットについて、ご紹介します。

□パッシブハウスとパッシブデザインの違いとは?

パッシブハウスとは、ドイツのパッシブハウス研究所が定めた認定基準を満たした住宅のことを指します。
認定基準を満たし、認可を与えられた住宅にのみ、その名称が扱われます。
認定基準の内容は省エネルギーの機能に関するもので、日本におけるパッシブハウスの認可を受けた例は未だ少ない状況です。

一方で、パッシブデザインとは、自然環境を十分に利用して生活空間を快適にする設計手法のことです。

パッシブデザインで建築された家が、必ずしも「パッシブハウス」になるとは限りません。
「パッシブハウス」と名づけられるには、パッシブハウス研究所の認定基準を満たし、認可を与えられる必要があります。

□パッシブハウス・パッシブデザインの家を建てるメリット

*健康で快適に過ごせる

パッシブデザインの住宅では、健康で快適に生活できます。
太陽光や風といった自然エネルギーを利用した生活空間をもたらすパッシブデザインやパッシブハウスは、日本における一般的な住宅の水準に比べ、質の良い生活環境を実現します。

*省エネ住宅として恩恵がある

パッシブデザインの住宅やパッシブハウスは、省エネルギーな生活を実現できるので、国から制度的優遇を受けられます。
具体的には、税制優遇措置や補助金です。
一般的な住宅に比べて、継続的に支払うコストである税金が少なくなるため、金銭的な余裕もできます。

*資産価値が高くなる

さらに、パッシブデザインの住宅やパッシブハウスは、金融資産としても強みを持ちます。
日本の住宅水準を大きく上回る住環境であるため、長く住んでも価値が下がりにくい傾向にあります。
老後に住宅を売却することになった場合でも、高い売却価格で利益をあげられます。

□まとめ

今回は、パッシブデザインとパッシブハウスの違い、パッシブデザインの住宅を建てることのメリットをご紹介しました。
2つの言葉には明確な相違があるため、誤った使用には注意しましょう。
さらに、パッシブデザインの住宅は、金銭面でも生活面でも大きなメリットがあります。
当社は、自由設計によるパッシブデザインの住宅建築が可能で、お客様の健康で快適な生活を実現します。
パッシブデザインの住宅を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

設計時のポイントを押さえておしゃれなパッシブデザインの家に!

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パッシブデザインの住宅で省エネ生活を目指す一方で、おしゃれな空間設計も捨てがたいものです。
省エネの住宅は建築コストがかかるというイメージから、デザインもあまり自由に決められないと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、パッシブデザインで設計する際の注意点と、それに応じたおしゃれな空間設計のポイントをご紹介します。

□パッシブデザインで設計するときの注意点

パッシブデザインの住宅は、一般的に建築コストが高くなります。
これは、パッシブデザインの設計にはさまざまな要件を満たす必要があるためです。
全ての要件を満たすだけでも費用がかさみ、自分好みの素材や設備にこだわることによって、さらに建築費用が上乗せされます。

しかし、長期的にはエアコンや照明器具などの電気代を支払うコストを抑えられるため、最初の建築費用を負担すれば、それ以降の費用は抑えられるという見方もできます。

また、パッシブデザイン設計においては、デザインや間取りの制約が多い点にも注意が必要です。
自然エネルギーを取り入れる設計であるため、住宅の周辺地域の特性には十分に配慮しなければなりません。
そのため、本来自分が望んでいた室内空間を実現することが困難になるケースがあります。
希望の住宅を実現するためにも、建築会社の担当者の方とコミュニケーションを取り、自分の望むデザイン設計が実現可能であるかどうか、確認するようにしましょう。

□パッシブデザインでもおしゃれな家にするポイント

前パートではパッシブデザインの住宅を建築する際の注意点をご紹介しましたが、こういった制約がある中で、自分の望む住環境を実現することは難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、パッシブデザインで設計する中でも、自分にとって「おしゃれ」な住宅にするためのポイントをいくつかご紹介します。

*日光と空気の流れを想定する

太陽光と空気の流れは、パッシブデザインの住宅の中でも非常に重要であるからこそ、しっかりと想定しておくことが重要です。
例えば、風や日射が時期や地域によって大きく変わることを考慮して、適切な場所に窓を設けるといった対応が挙げられます。
設計計画に沿って建築した際に、きちんと太陽光や空気が住宅全体に行き渡るかどうか、必ず建築前に想定する必要があります。

*家族の暮らしを中心に考える

実際に住む家族にとって生活がしやすいか、といった基準で設計することも大切です。
たとえ快適な空気や光の流れが実現できる設計であったとしても、家族の生活スタイルに合わないケースも考えられます。
家族の生活スタイルにも合うような案を、建築担当者と一緒に考案していきましょう。

*植物も活用する

住宅の素材として、植物も使用できます。
素材にこだわりすぎると建築コストが高くなってしまう可能性もあるため、植物に代用できる部分は積極的に活用しましょう。
例えば、過度に太陽光が入り込むのを防ぐカーテンを、植物にするケースです。
鑑賞用にもなり、涼しげな空間を提供してくれます。

□まとめ

今回は、パッシブデザインの住宅を設計する際の注意点と、おしゃれな住環境を実現するためのポイントをご紹介しました。
パッシブデザインで住宅を設計する際には、建築コストがかさみ、デザインに制約がある点で注意が必要でした。
一方で、そのような制約がある中でも、おしゃれな住宅を可能にするためのポイントはいくつか存在します。
ぜひ、実際に住宅を設計するときには参考にしてみてください。

当社は、お客様のご要望に応じた、自由設計の住宅を実現する体制を整えております。
パッシブデザインでおしゃれな住宅にしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。