賃貸と持ち家はどっちが良い?それぞれに向いている人の特徴もご紹介!

「賃貸に住むか持ち家にするか迷っている」
このような方は多いでしょう。
この記事では、賃貸と持ち家はそれぞれどのような人が向いているのか、また生涯コストを元に比較します。
ぜひ参考にしてください。

□持ち家と賃貸はそれぞれどんな人が向いている?

持ち家と賃貸にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。
そこで、まずはそれぞれの特徴から、どのような人が向いているのかを解説します。

持ち家に向いている人の特徴としては、退職までに住宅ローンを完済できる人でしょう。

退職後に年金で生活を続ける場合、住宅ローンを払い続けるのは大きな負担になります。
年金だけの収入で、生活費と家賃をまかなうのは困難と言えるでしょう。
そこで、退職までに住宅ローンを完済できるという場合は持ち家にすると良いでしょう。

また、他にも収入が安定していて貯蓄があるという人にも持ち家はおすすめです。
なぜかというと、家を購入する際に、頭金を少しでも多く用意できれば、金利面で優遇されます。
そして、借入総額も少なく済みます。
月々の返済額は少なければ少ないほど楽なので、収入が安定していて貯蓄があるという場合は、持ち家を選ぶと良いでしょう。

続いて、賃貸に向いている人の特徴を紹介します。
ズバリ、ライフスタイルの変化に柔軟に対応したいという方には賃貸をおすすめします。
転職が多い仕事についている方や家族構成の変化など、ライフスタイルに合わせて住む家を変えたいという方は賃貸を選ぶのが安心でしょう。

また、貯蓄があり老後まで家賃を払い続けられるという方も賃貸を選択しましょう。
家賃を払い続けなければならないという点は賃貸のデメリットです。
しかし、例えばお子さまが巣立った後も家の相続がいらない点などを考慮すると、賃貸も良いでしょう。

□生涯コストで持ち家と賃貸を比較してみよう!

続いて、頭金なしで住宅ローン返済を毎月12万円、金利1.25%で返済期間を35年のケースをもとに生涯コストを考えてみましょう。

この条件の場合、4,080万円の物件を購入できます。
しかし、同じ持ち家でも、マンションか一戸建てかによって生涯コストは大きく異なります。
マンションのほうが管理費や駐車場代が必要になるため、費用が高くなりがちです。

住宅ローン減税などを利用し、おおよその固定資産税や駐車場代などを見積もり、50年間持ち家で暮らした場合、戸建てであれば5910円程度、マンションであれば7610万円程度でしょう。

一方で、賃貸で住み続けた場合、戸建てであれば7500万円、マンションであれば8700万円程度となります。
このシミュレーションでは同じ家に住み続け、2年に1回更新があるとして試算していますが、引っ越しなどを考えるとその際の敷金や礼金などもかかります。

おおよその金額を元に、ぜひ参考にしてください。

□まとめ

この記事では、賃貸と持ち家のどちらが良いかと、それぞれに向いている人の特徴をご紹介しました。
賃貸か持ち家かを悩まれている方の参考になれば幸いです。
住宅に関するお悩みは、ぜひ当社までご相談ください。