快適な暮らしとは?快適な住まいには間取りに工夫を施しましょう!

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マイホームを建てるなら、どんな住まいにしたいでしょうか。
いつでもリラックスできる住まい、ペットと思いっきり遊べる住まい、自然を感じられる住まいなど、理想のマイホームはさまざまだと思います。
今回は、「快適な住まい」について考え、それを実現するための工夫ポイントを解説します。
ぜひ参考にしてください。

□快適な住まいとは家族と将来を考えた住まい

快適な住まいの定義とは何でしょうか。
人それぞれですが、以下のことはきっとみなさんにとっての快適な住まいに共通するはずです。

・家族が安全に過ごせる住まい
お子様、お年寄りの方が家の中で転ばないように障害を取り除く、風邪をひかないように適切な温度を保つなど安全に配慮できる面はたくさんあります。
家族と一緒に長く健康に暮らせる住まいにしましょう。

・機能性が高い住まい
コスト面から妥協しなければならない場面もありますが、低コストを追求しすぎると家の機能性は保証されず、結果的に不自由な暮らしになってしまいます。
特に毎日使う、ドア、お風呂、トイレ、キッチンは機能性を重視するだけではなく、誰もが使いやすいようにすることを意識しましょう。

・将来の生活を考えた住まい
自分が年を重ねたり、子供が巣立ったり、10年後のライフスタイルは今とは違うことが想像されます。
簡単に間取りを変更できる、介助を受けられる住まいをイメージしておくと、いざそのときに焦らずに済むでしょう。

以上のように、快適な住まいとは家族が生活しやすく、将来もその家で安心して暮らせる住まいなのではないでしょうか。
考えが少し抽象的すぎたので、次の章で快適な住まいにする具体的な案をご紹介します。

□快適な住まいにする間取りの工夫

・リラックスできる小上がり
新たに段差を作ってできる小上がりは、ソファとはまた違った良さがあります。
畳を敷けばソファよりも余裕をもってくつろげたり、段差下の収納におもちゃをしまえば子供の遊び場にも活用できたりするので、家族全員のためのスペースになります。

・スムーズな生活動線
生活動線を意識した間取りにすることで、家事の負担を減らせます。
例えば、将来子供が巣立ったときに、洗濯物を干すためだけに2階に上がるとなるととても大変です。
そこで洗濯機、洗濯物を干す場所、たたむ場所、しまう場所をワンフロアで完結させ、かつ隣り合うスペースにすると、動線を短縮できて負担を減らせるのです。

□まとめ

快適な住まいの定義は人によってさまざまですが、家族全員が将来安全に暮らせる、機能性の高い住まいというのはきっと当てはまると思います。
快適な住まいを実現するためには、まずは間取りをこだわってみましょう。
生活動線を意識した配置や小上がりの導入以外にもたくさんのアイデアがあり、住まいの幅を広げてくれるでしょう。

家にはヒートショックの危険が潜んでいる!危険性を理解し安全に過ごしましょう

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冬の寒さは厳しいもので、ずっと家にこもっていたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こたつや布団の中でぬくぬくと過ごすのは、とても幸せな時間ですよね。
用があっていざ出てみると、その温度差にびっくりすると思います。
その温度差、実はとても危険なものです。
今回は、急激な温度変化で起こるヒートショックの危険性について解説します。

□ヒートショックの危険性とは?

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管の疾患が起こることです。
11月から2月の寒い時期に起きやすく、暖房が効いている部屋と効いていない部屋の行き来でも起こってしまいます。

特に、65歳以上の高齢者や高血圧・糖尿病などの持病を持つ方が起こりやすいとされているので、ご家族に該当の方がいらっしゃる場合、注意しましょう。

□ヒートショックの危険が潜む場所

急激な温度変化によって起こるヒートショックですが、その危険性は家の中にたくさん潜んでいます。

*脱衣所から風呂場

暖房が効いている部屋から脱衣所に移動するだけで身体の表面温度は下がり、服を脱ぐことでさらに温度が下がって、血圧は上がります。
その後、身体の表面温度は下がったまま温かい湯船につかることで、今度は血圧が急激に下がります。
また湯船から急に立ち上がることで、全身の血液が下半身に流れ、再び血圧は急激に上がるのです。

以上のように、入浴中は急激な温度変化の繰り返しであり、それに伴い血圧も急激に乱高下します。
脱衣所やお風呂場はヒートショックが最も起きやすい場所なのです。

*トイレ

トイレに暖房を効かせているご家庭は少ないのではないでしょうか。
暖かい部屋から寒い廊下を通ってそのまま寒いトイレに行くので、急激な温度変化はないと考えられがちですが、実は血圧の変動が起きやすい場所です。

温度変化による血圧の変動もありますが、加えて排泄時の力みで血圧上昇、便座から立ち上がるときに血圧低下を招き、短時間で血圧が変動しやすいのです。

*朝の外出時

場所ではありませんが、季節を問わず冷え込みやすい朝の外出時にヒートショックを起こす方もいます。
きちんと寒さ対策をして外出するのであれば安全なのですが、ゴミ出しや郵便物の取り出しなどで寒さ対策をせずに外に出ると、急激な温度変化が起こります。

以上が、ヒートショックが起きやすい場所やタイミングです。
いずれの場合も、暖房を効かせる、厚着をする、急に立ち上がらないことを意識することでヒートショックを予防できます。
冬場は特に上記3つの場合に気を付けて過ごしましょう。

□まとめ

冬場に起きやすいヒートショックは、命を落とす危険性がある一方で、いつも過ごす身近な場所で起きやすいため対策を意識できないことがほとんどです。
ヒートショックを防ぐには、暖かくして過ごすというよりも、温度変化に気を付けて過ごすことが重要です。
室内の温度を一定に保つための方法として、家の断熱性能を高めるという方法があります。
ヒートショックを防ぐためにも、当社で家の断熱性を向上させてみてはいかがでしょうか。

高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説します!

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雨の日はジメジメしていて、どうしても気分も落ち込んでしまいませんか。
雨の日だと洗濯物が外に干せず、部屋干ししてもなかなか乾かないため、着る予定だった洋服を諦めてしまった経験もあるかと思います。
そこで今回紹介するのは、洗濯物が乾きやすい住宅です。
今回は、高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説します。

□ここが嫌!洗濯物の部屋干し

冬場に水分が十分含まれた洗濯物を部屋干しして、加湿器代わりにする方もいらっしゃると思います。
しかし、「今日は洗濯日和だ」と言うように、部屋干しよりも晴れた日に外で洗濯物を干したほうが何だか気分も上がるのではないでしょうか。

洗濯物の部屋干しを好まない理由として1番多いのが、臭いです。
臭いの原因は雑菌の繁殖ですが、それを聞くともっと部屋干しが嫌になるかもしれません。
雑菌の繁殖は、洗濯物が素早く乾くように、温度が高く湿度が低い環境を整えることで避けられます。

しかし、部屋干しする日は大体雨が降っていて多湿であること、部屋に十分に間隔をとって洗濯物を干せるスペースがないことから、雑菌の繁殖を抑えながらも洗濯物を部屋干しすることはとても難しいのです。

また、部屋干しによる結露の発生が気になる方もいらっしゃいます。
乾燥している冬において、洗濯物の部屋干しは加湿器代わりにもなりますが、一方で室内外の気温差が激しい冬でもあるので、空気が水分を多く含む環境になってしまい結露が発生しやすくなってしまうのです。

結露は目に見えない壁の内部でも発生し、家の耐久性の低下にもつながってしまいます。

□高気密高断熱住宅における部屋干しのメリット

それでも雨の日は避けられない部屋干しですが、実は高気密高断熱住宅であれば、部屋干しのデメリットを解消できるのです。

理由の1つ目は、冬でも室温が高いことです。
高気密高断熱住宅は、その高い断熱性から冬でも暖かさを保ちます。
そのため、洗濯物が乾きやすい条件の1つである「高い温度」をクリアできるのです。
また家全体で室温差が小さいため、部屋干しのために空調を調整する必要もありません。

2つ目は、無駄な湿気が室内に流入しないことです。
洗濯物が乾きやすい条件の2つ目は、「湿度が低い」ことでした。
これは洗濯物に含まれた水分が、空気中に移動するために必要な条件です。

高気密高断熱住宅は、気密性が高く外から余分な湿気が流入することを防げるので、2つ目の条件をクリアできます。

以上2つの理由から、高気密高断熱住宅は部屋干しでも洗濯物が乾きやすい環境が整っているため、部屋干しのデメリットを解消できるのです。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説しました。
部屋干しはやはり避けたい方も多いですが、梅雨がある日本にとってやはり避けられないものです。
雑菌の繁殖や結露を避けたい方は、ぜひ高気密高断熱住宅で、部屋干しでも洗濯物が乾きやすい環境を体験してみてください。
また、高気密だけでは叶えられない、本当の自然素材や本当の漆喰による調湿作用も利用できるともっといい室内環境ができると思います。
高気密高断熱住宅をお考えの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。