コの字間取りでウッドデッキを作るメリットとは!作り方のポイントとともにご紹介

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ウッドデッキを作りたいけど、どんな間取りにしようかとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
実は、コの字間取りのウッドデッキにすると、安全性を高められます。
そこで今回は、コの字間取りでウッドデッキを作るメリットやデメリットを紹介し、作る上でのポイントを解説します。

□コの字間取りでウッドデッキを作るメリット、デメリット

*コの字間取りウッドデッキのメリット

・自然光が差し込みやすい

間取りをコの字にすると、建物の凹み部分から自然光が部屋中に届けられます。
間取りに光が入りやすくなるので、ウッドデッキと部屋全体が明るい印象になります。

・プライバシーが守られる

コの字の間取りは、中庭が周りから囲まれているため、ウッドデッキにいる時に周りの人の目を気にする必要がありません。
周囲に注意する必要がないので、日光浴をしたりプール用意して子どもたちを遊ばせたりできます。
また、室内と隣接しているため、開放的なウッドデッキとなります。

・風通しや見渡しの良い間取り

ウッドデッキを中庭に設置することで、通気性の優れた風通しの良い空間になります。
また、中庭がコの字間取りのため家全体の見渡しがよくなります。
ウッドデッキをおしゃれにアレンジすれば、室内からウッドデッキの景色も楽しめるでしょう。

*コの字間取りウッドデッキのデメリット

・ウッドデッキの管理が必要

コの字間取りでは、凹凸の間にゴミや葉っぱが溜まってしまいます。
ウッドデッキの清掃やメンテナンスを頻繁にする必要があります。

・設計に費用が必要

家を建てる際は、建物が変わった形になるにつれて費用が膨らんでしまいます。
コの字間取りはイレギュラーな形状なので、追加の費用がかかる場合があるので注意しましょう。

□コの字ウッドデッキの間取り作りのポイントとは!

ウッドデッキとなる中庭の間取り作りには排水や湿気対策するのがポイントです。
水を溜めたりしてしまうと、カビや劣化の原因になってしまうのでお勧めできません。

・砂利を敷く
・コンクリートには雨水の経路を設ける
・ウッドデッキを樹脂加工する

上記が排水や湿気の対策方法ですので、これらを実践して水捌けの良いウッドデッキを作るようにしましょう。

□まとめ

今回はコの字間取りのウッドデッキについて紹介しました。
ウッドデッキは安全性や機能性に優れていますが、管理の仕方や設計時には注意が必要です。
また、水捌けの良いウッドデッキを作るとカビや劣化の防止になります。

当社はウッドデッキの設置工事を承っておりますので、お気軽にご相談ください。

新築の収納はどれくらい必要?場所別の収納量の目安をご紹介!

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新築の家を建てる際の収納スペースは意外に盲点になりやすいものです。
建てた後に、収納のスペースが多すぎたり少なすぎたりすることもあります。
そこで今回は、新築の収納スペースがどれくらい必要なのか、場所別にご紹介します。

□新築の収納はどれくらいが目安?

新築の家を建てる時に、収納スペースをどれくらい設けるかの指標になるのが「収納率」です。
これは、家の床面積あたりの収納スペースが占める割合のことを指します。
収納率の目安は、戸建ての場合だと12~15%が理想です。

しかし、生活スタイルや家族構成によって収納量は変わってきますので、自分にあった収納量を考えましょう。

□場所別の必要な収納量とは?

部屋によって必要な収納は変わるので、場所ごとの必要な収納を紹介します。

*リビング、ダイニング、キッチン

まずリビングにおきたいものは、書類、パソコン、ティッシュ、DVD、絵や記念写真、救急道具などが挙げられます。
そこで必要になる収納は、テレビ台に付属した収納、写真の飾り棚、デスクトップの収納、小物の収納ケースです。
収納スペースをどこに置くかをあらかじめ検討しておきましょう。

次に、ダイニングは食事に使うための収納が必要です。
調味料の収納やリビングには作れなかった収納を設置すれば十分です。
キッチンは調理する場所なので、多くの収納が必要になります。

食材を保存するための収納、食器を置くスペース、調理器具の収納、洗剤や調味料のストックの収納、ゴミを置くスペース、が主に必要な収納です。
よく使うものとたまに使うもので収納を分けておくと、便利に効率よく収納できます。
冷蔵庫や電子レンジなどの家電のスペースも考慮して収納スペースを確保するのが大切です。

*水回りの収納

洗面所については、様々な用途の収納が必要です。
タオル、洗剤、脱衣や着替え、洗濯物、スキンケア、ヘア用品が主な収納です。
タオルや着替えを置くための棚があると便利です。
また、洗面台に入りきらないものがある場合は0.25畳程度の収納を取り付けましょう。

トイレには、生理用品、清掃用具、トイレットペーパーの収納が必要です。
広いトイレには置き型の収納を設けるのがおすすめです。
狭いトイレには突っ張り棒を用いると簡単に収納スペースを作れます。

*その他の部屋

寝室にはウォークインクローゼットがあると便利です。
洋服の量によって収納の広さを調整しましょう。

子供部屋はおもちゃや勉強道具を置く0.5畳程度の収納が必要です。
子供の服を収納するクローゼットや本棚は子供の生活スタイルに合わせて設置しましょう。

□まとめ

今回は新築を建てる際に必要な収納量について紹介しました。
収納率を考慮して収納スペースを設けるのがポイントです。

また場所ごとに必要な収納量は変わってきます。
家を建てる際には、どの場所にどれくらい収納が必要か把握しなければなりません。
あらかじめ収納がどれくらい必要なのかを考えながら、新築工事の計画を進めていきましょう。

小上がりのあるモダンな和室の作り方とは?そのメリットやデメリットも紹介します!

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和風ではない、小上がりのあるスタイリッシュなモダン和室はそのおしゃれさから人気を博しています。
しかし、小上がりのあるモダンな和室はどのように作ればいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、小上がりのあるモダンな和室の作り方を、メリットとデメリットとともに紹介します。

□小上がりのあるモダンな和室を作る際のコツをご紹介!

*内装

モダンな和室にするには和風なテイストだけでなく自由なデザインを組み合わせるのがポイントです。
モダンなリビングに合わせるために、和室の畳の色をグレーやブラックなどのシックな色にし、正方形の畳にするのがおすすめです。
また、照明はダウンライトや間接照明を設置することでスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。

*間取り

リビングの広さや、どのような使い方にしたいかを考慮しつつ、和室の間取りを設計する必要があります。
和室の間取りのサイズは、生活動線やリビングとのバランスをとりましょう。
用途については、和室をくつろぎの場にするのであればテレビやダイニングの近くに、来客用の客間とする場合には庭が見えるような開放感のある場所に設置するのが理想的です。

*小上がりの高さ

和室を低い小上がりにすると、リビングにフィットする空間になります。
一方で高い小上がりにすると、視線が高くリビングの仕切りとなり空間を分けることが期待できます。
また、段差の部分をある程度の高さのある段差だと収納スペースとして活用できます。

□小上がり和室のメリット・デメリットとは?

小上がり和室のメリットは以下の2点です。

1.空間に立体感が出る

段差があるとメリハリが出て、立体感のあるスタイリッシュな雰囲気になります。
リビングとの空間に区別をつけられるので和室自体がより目立った印象になります。

2.段差でくつろぐ

段差に腰をかけてリビングにあるテレビを見ることで、ゆったりと過ごせます。
段差に座れるため、正座が得意でない人にはおすすめです。
さらに、モダンなデザインにすることで落ち着いて過ごせます。
続いて、デメリットは以下の2点です。

1.バリアフリーに不向き

どうしても段差があると、高齢者や子どもは利用しにくくなります。
幼い子どもにとって段差は危険ですし、角にぶつかって怪我をする恐れもあります。
将来の暮らしや家族構成も考慮しながら、小上がりの段差の高さを調整しましょう。

2.リビングに圧迫感が出てしまう恐れがある

段差があると、部屋が狭く見えてしまう可能性があります。
段差は奥行きを出してくれますが、家具を置いたときに逆に圧迫感が感じられます。

□まとめ

今回は、小上がりのあるモダンな和室について紹介しました。
小上がりを作る際は、内装、間取り、小上がりの高さについて注意することが大切です。
また、小上がりのあるモダン和室は空間に立体感が出て、段差を利用するとリラックスして過ごせます。

一方で、リビングへの圧迫感やバリアフリー面で不都合があります。
小上がりのあるモダンな和室を作る際は、自分や家族の生活スタイルに合わせて作るようにしましょう。

省エネで快適な暮らしを実現!パッシブハウスとパッシブデザインの違いとは?

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パッシブデザインと検索すると、「パッシブハウス」という用語を目にした方も多いかもしれません。
パッシブハウスは、パッシブデザインとどう違うのでしょうか?
今回はパッシブデザインとパッシブハウスの違いとともに、パッシブデザインの住宅のメリットについて、ご紹介します。

□パッシブハウスとパッシブデザインの違いとは?

パッシブハウスとは、ドイツのパッシブハウス研究所が定めた認定基準を満たした住宅のことを指します。
認定基準を満たし、認可を与えられた住宅にのみ、その名称が扱われます。
認定基準の内容は省エネルギーの機能に関するもので、日本におけるパッシブハウスの認可を受けた例は未だ少ない状況です。

一方で、パッシブデザインとは、自然環境を十分に利用して生活空間を快適にする設計手法のことです。

パッシブデザインで建築された家が、必ずしも「パッシブハウス」になるとは限りません。
「パッシブハウス」と名づけられるには、パッシブハウス研究所の認定基準を満たし、認可を与えられる必要があります。

□パッシブハウス・パッシブデザインの家を建てるメリット

*健康で快適に過ごせる

パッシブデザインの住宅では、健康で快適に生活できます。
太陽光や風といった自然エネルギーを利用した生活空間をもたらすパッシブデザインやパッシブハウスは、日本における一般的な住宅の水準に比べ、質の良い生活環境を実現します。

*省エネ住宅として恩恵がある

パッシブデザインの住宅やパッシブハウスは、省エネルギーな生活を実現できるので、国から制度的優遇を受けられます。
具体的には、税制優遇措置や補助金です。
一般的な住宅に比べて、継続的に支払うコストである税金が少なくなるため、金銭的な余裕もできます。

*資産価値が高くなる

さらに、パッシブデザインの住宅やパッシブハウスは、金融資産としても強みを持ちます。
日本の住宅水準を大きく上回る住環境であるため、長く住んでも価値が下がりにくい傾向にあります。
老後に住宅を売却することになった場合でも、高い売却価格で利益をあげられます。

□まとめ

今回は、パッシブデザインとパッシブハウスの違い、パッシブデザインの住宅を建てることのメリットをご紹介しました。
2つの言葉には明確な相違があるため、誤った使用には注意しましょう。
さらに、パッシブデザインの住宅は、金銭面でも生活面でも大きなメリットがあります。
当社は、自由設計によるパッシブデザインの住宅建築が可能で、お客様の健康で快適な生活を実現します。
パッシブデザインの住宅を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。