注文住宅をお考えの方へ!木造軸組工法の耐震性についてご紹介します!

「木造軸組工法は、伝統的な工法だから耐震性が低いのかな」
このようにお考えで、不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
家を建てるなら安心できる住宅に住みたいですよね。
そこで、今回は木造軸組工法の耐震性や木造軸組工法に向いている人をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□木造軸組工法の耐震性は低くない?

木造軸組工法の耐震性が低いと言われている理由は、1995年に発生した阪神淡路大震災による住宅被害が挙げられます。
当時は、木造軸組工法で建てた住宅が多かったからです。

しかし、倒壊した全ての住宅が木造軸組工法であることが原因ではありません。
倒壊した多くの住宅は、古い住宅や耐震基準を満たしていない住宅でした。
木造軸組工法で建てられた住宅でも、平成以降に建てられた住宅は大きな被害はありませんでした。
阪神淡路大震災をきっかけに、2000年に建築基準法が見直され、この改正によって木造軸組工法の性能基準も見直されました。

そのため、現在の木造軸組工法で建てられた住宅は耐震性が向上しています。
ツーバイフォー工法の方が、耐震性が優れていると言われることもありますが、当時はツーバイフォー工法の国内での歴史が浅かったので少し誇張しているケースがあることに注意しましょう。

□木造軸組工法に向いている人とは?

ここでは、木造軸組工法を選択した方が良いケースをご紹介します。

1つ目は、家族構成の変化に対応できる住宅を建てたい人です。
はじめは夫婦2人ですが、子どもが生まれ家族の人数が増えることもあります。
木造軸組工法はそのようなライフスタイルの変化によって、住宅の広さやレイアウトを変えたいという方におすすめです。
木造軸組工法で建てた住宅なら、施工後でも不要な壁を取り、部屋の広さや数をリフォームできますよ。

2つ目は、将来的に増改築やリノベーションを考えている人です。
木造軸組工法は、住宅以外の用途で使用する計画を考えている人におすすめです。
住宅の一部をカフェや民宿にするといったリノベーションができます。
具体的な計画がなくても、必要があれば増改築工事ができるので検討してみてください。

□まとめ

今回は、木造軸組工法の耐震性と木造軸組工法に向いている人についてご紹介しました。
ご紹介したように、現在は耐震性が上がっているので安心して暮らせるでしょう。
当社でも、自然素材を使用した安心安全な家づくりをしています。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

玄関アプローチの階段を設置する時に気をつけることは?ポイントをご紹介!

「玄関アプローチをこだわりたいけど、何に気を付けたら良いのか分からない」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
玄関アプローチは家の印象を決める箇所なので、どうするか迷いますよね。
そこで今回は玄関アプローチでのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□玄関アプローチに階段を付けるときの検討ポイントとは?

1つ目は、高さと段差です。
一般的に、階段1段の大きさは踏面が300ミリ以上、蹴上が150ミリ以下が良いとされています。
外の階段の大きさは家の中の階段の大きさよりも、踏面を広く、蹴上は低く設定する必要があります。
靴を履きながら、階段を上り下りするので広く緩やかな階段にすると安全性が高くなるでしょう。

2つ目は、素材です。
水に濡れても滑りにくい素材にしましょう。
コンクリートと砂利を混ぜた素材は階段によく使われます。

タイルはツルツルなものが多いです。
そのため、外床用タイルや階段用タイルの表示があるタイルを選びましょう。
階段用タイルは、足がかかる箇所に滑り止めの加工がされているので階段に使うのに適しています。

□玄関アプローチでこだわるべきポイントをご紹介!

1つ目は、外からの目線です。
玄関のドアを開けた時に外からどう見えるかを考えましょう。
ドアを開けた時に家の中が見えてしまうと、出入りするたびにストレスになる可能性があります。
目の前が道路や車通りが多い場所であったり、玄関からリビングが見えやすい間取りにしたりする場合は、外構側で目線を遮る工夫をするのがおすすめです。

2つ目は、効率的な動線にすることです。
玄関のドアから車につながる動線をスムーズにしましょう。
デザインばかりを考慮してしまうと、車を乗り降りする際に意外にもストレスになるかもしれません。
動線がスムーズでなければ、車から荷物を運ぶ時に大変なので効率の良い動線を考えることをおすすめします。

3つ目は、老後の対応を考えることです。
外構は何十年も使うので、将来のことを考えて対応しやすい玄関にしましょう。
老後も快適に暮らすために、階段に手すりやスロープを付けられるようにして大規模なリフォームが必要ないようにするのをおすすめします。

□まとめ

今回は、玄関アプローチに階段を付ける時のポイントやこだわるべきポイントをご紹介しました。
ご紹介したポイントを参考に素敵な玄関アプローチを作ってくださいね。
また、家づくりをお考えの方はぜひ当社までお気軽にご相談ください。

壁面収納でリビングをいつでも綺麗に!実例を紹介します!

「リビングをいつでも綺麗に保ちたいけど、良い収納方法が分からない」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、壁面収納です。
そこで今回は、リビングに壁面収納がおすすめである理由をご紹介します。
また、実例もご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

□リビングに壁面収納がおすすめである理由とは?

1つ目は、収納力です。
壁面収納は、床から天井までの壁一面、また壁の一部分を収納に使います。
そのため、大容量のものから小物のディスプレイまでを自由に設計できるのが魅力です。
隠す収納や本やDVDを立て掛ける見せる収納などと使いわけて、収納力だけでなくデザイン性もある壁面収納を作りましょう。

2つ目は、間取りに合わせて自由にレイアウトできることです。
リビングの間取りや広さに合わせて、自由に設計できるので空間を圧迫しません。
壁面一体型でデザインがシンプルなので、片付けや取り出しもしやすく、毎日の掃除もしやすくなるでしょう。

3つ目は、耐震性が高まることです。
壁に組み込む壁面収納は、他の家具と比較して地震の揺れに強く棚が転倒する心配がなくなるでしょう。
扉を付ける場合は、耐震ロックをして収納物が飛び出すのを防ぎましょう。

□リビングの壁面収納の実例を紹介してください。

では、ここからは実例をご紹介します。

1つ目は、壁一面タイプの壁面収納です。
リビングの壁一面を全て収納にした実例です。
部屋の大きさに合わせるので、オーダーメイドですが収納力に優れています。
ほとんどの物は収納できるので、別に棚やボックスを置く必要はありません。
部屋のスペースを広くしたい方は、ぜひ検討してみてください。

2つ目は、見せる壁面収納でリビングをおしゃれ空間にした実例です。
自分の趣味で集めた小物や写真をギャラリーのようにおしゃれに飾れる壁面収納です。
真ん中にテレビを置くと、自然に小物に視線が集中します。

収納部分の半分には扉を付けておくと、大切な書類や見せたくないものや生活感が出るものも収納できます。
見せる壁面収納は、好きなものに囲まれた空間を作りたい方にピッタリですよ。
趣味がさらに楽しくなるでしょう。

□まとめ

今回は、リビングに壁面収納がおすすめである理由と壁面収納の実例をご紹介しました。
ぜひ壁面収納を活用して、リビングをいつでも綺麗な状態に保ちましょう。
また、注文住宅を検討されている方はぜひ当社までお気軽にご相談ください。

漆喰と珪藻土の違いとは?それぞれのメリットメリット・デメリットをご紹介!

家づくりをお考えの方の中に、漆喰と珪藻土でどちらの素材を使おうかお悩みの方は多いのではないでしょうか。
漆喰と珪藻土は似ていると思われがちですが、実は全く異なる素材です。
そこで今回は、漆喰と珪藻土の違いとそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□漆喰と珪藻土の違いとは?

漆喰と珪藻土の大きな違いは、自然に固まるか固まらないかという点にあります。

漆喰は、消石灰が主原料です。
消石灰は、石灰石を1000度以上の高温で熱し、その後に冷まして作られます。
その消石灰に水やのり、繊維を混ぜたものが漆喰です。
消石灰は、長い時間をかけて自然とゆっくりと固まり、また石灰石に戻ります。

珪藻土は、珪藻の殻の化石を原料にして作られます。
珪藻の堆積している土に漆喰と同様に、1000度以上の熱を加えて不純物を除去します。
そこに固化剤を混ぜ合わせ、珪藻土ができます。
珪藻土は、漆喰のように自然乾燥では固まらないので、固めるものが必要なのです。

このように漆喰と珪藻土は似ているようで、異なる素材なので混乱しないように気を付けましょう。

□漆喰と珪藻土のメリット・デメリットを紹介!

漆喰と珪藻土の違いをご紹介しましたが、メリットとデメリットには何が挙げられるのでしょうか。

*漆喰のメリットとデメリット

漆喰のメリットは、調湿性と消臭性があることです。
また、防カビや抗菌性があるのもメリットですが4年、5年で効果がなくなってしまうので注意が必要です。
表面がボロボロと落ちてこないのも漆喰の魅力です。

一方、デメリットは、調湿性があるものの珪藻土よりはその効果が劣ることです。
施工費用が珪藻土より高い傾向があるので、費用を抑えたい方は珪藻土を選ぶと良いでしょう。

*珪藻土のメリットとデメリット

珪藻土のメリットは、消臭性があることです。
ホルムアルデヒドを吸収、分解する性能があります。
先ほどもご説明したように、調湿性能が漆喰よりも高いことや費用を抑えられることも大きなメリットです。

デメリットは、表面がボロボロすることや水に弱く、基本的に内壁にしか使用できないことです。
また、固化剤が必要なので、固化剤の製品に何が使われているのか聞くこともポイントです。

□まとめ

今回は、漆喰と珪藻土の違いとそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
漆喰と珪藻土で迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
当社では、自然素材を使った安心して暮らせる安全な家をコンセプトに家づくりをしています。
注文住宅をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

マイホームの土地の広さはどれくらいが良い?平均的な広さをご紹介します!

「マイホームを建てようと考えているけど、どれくらいの土地の広さが良いのか分からない」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そこで、今回は注文住宅の平均的な広さと建ぺい率や容積率などによって、建てられる家の広さが変わることについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□注文住宅の平均的な広さはどれくらい?

注文住宅を建てる際、他の人がどれくらいの広さなのか気になりますよね。

注文住宅の住宅面積の全国平均は126平方メートルで、坪数で言うと約38坪です。
建売住宅の平均面積は約30坪なので、戸建住宅は30坪から40坪の広さの家が多いといえます。
約30坪から40坪の広さの家は、2階建てで4LDKの間取りが多いです。

部屋ごとで考えると、リビングではLDKで15畳から18畳で、そのうちキッチンに3畳から5畳の広さを要します。
客間に6畳、寝室に8畳、子供部屋を2つ作り、合わせて12畳のイメージでしょう。
その他には、お風呂場やトイレ、収納や玄関に広さを割り当てられます。
広めのウォークインクローゼットやガレージを作りたい場合は、もう少し広さが必要です。

□建ぺい率・容積率・建築制限によっても建てられる家は変わる?

土地の面積が50坪数であるからといって、50坪の広さの家は建てられません。
土地には建ぺい率や容積率が決められており、細かい建築制限も定められています。

建ぺい率は、上から見た建物の広さの割合のことを指します。
50坪の土地で建ぺい率が50パーセントだと、建築面積は25坪です。
25坪しか建てられないのだと考えてしまいますが、家の延床面積は容積率によって変わります。
容積率とは、延床面積の割合のことをいいます。
50坪の土地に容積率100パーセントの場所に家を建てる場合、2階・3階全て合わせて50坪の広さの家が建てられているのです。

また、その他にも建築制限が定められています。
例えば、日影規制という敷地外の定められた範囲で長時間日影をつくらないための制限や、北側にある建物の採光を確保するための北側斜線制限があります。

建ぺい率・容積率や建築制限は、エリアによって基準が異なるので購入する予定の土地の基準を確認しておきましょう。

□まとめ

今回はマイホームを建てる際の土地の広さについてご紹介しました。
建ぺい率や容積率に注意しながら、家を建ててくださいね。
当社では自然素材を使用した家づくりをしていますので、注文住宅を検討されている方はぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

ランドリールームの広さはどれくらいが良い?間取りをご紹介します!

注文住宅をお考えの方で、ランドリールームを設けようと検討されている方はいらっしゃいませんか。
また、ランドリールームを設けようと思っても、どのくらいの広さにしようか悩まれている方も多いのでしょう。
今回は、ランドリールームを間取りに取り入れる方法と広さをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□ランドリールームを間取りに取り入れる方法と広さをご紹介!

1つ目は、ランドリールームとしても使える洗面所の広さにする方法です。
家全体の床面積とのバランスや敷地の形を考えると、独立したランドリールームでは床面積が圧迫してしまう場合は、洗面所を広くしてランドリールームと兼用する間取りにしましょう。
洗面所には、脱衣所も兼ねたタイプと独立した洗面所があります。
脱衣所を兼ねる洗面所にする場合、洗濯機も置くケースが多いので、プラスで0.5坪から1坪の広さが必要です。

2つ目は、独立したランドリールームの広さにする方法です。
洗面所に生活感を出したくない人や、洗濯物を干す時間が家族の洗面所を使う時間に縛られたくないという人は、洗面所の隣に独立したランドリールームを設けましょう。
独立したランドリールームは、約1坪の広さで洗濯機や収納スペース、物干しスペースが確保できます。

□ランドリールームがあるメリットとは?

ランドリールームがある大きなメリットは、天候に左右されることなく洗濯物を干せることでしょう。
天候だけでなく、夫婦共働きの家庭の場合、帰るころには外が暗くなり、その日の天候によっては乾いた洗濯物が湿気てしまうこともあるでしょう。
ランドリールームがあることで、室内で干せるので洗濯物が湿気てしまうことがありません。
リビングや他の部屋で干さなくていいので、部屋で湿気の独特な臭いが発生しないのも魅力的なポイントです。

また、独立したランドリールームの場合、洗濯物をその場ですぐ干せてそのままアイロンをかけたり、畳んだりできるので、1つの場所でほとんどの工程が完了します。
そのため、移動時間がなくなり家事の効率が良くなります。
このようにランドリールームを設けることで家事が楽になり、部屋干しの悩みがなくなるのでぜひ検討してみてください。

□まとめ

今回は、ランドリールームを間取りに取り入れる方法と広さについてご紹介しました。
ランドリールームを設けて家事の時間を少しでも短くしてくださいね。
当社では、自然素材を使用した家づくりをしています。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

コの字型の家の間取りは何が良い?注意点もご紹介します!

「家の間取りをどうしようか迷っている」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
間取りでお悩みの方に、コの字型の家の間取りについてご紹介します。
コの字型の家の間取りのメリットや注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□コの字型の家の間取りのメリットをご紹介!

1つ目は、見栄えが個性的になることです。
ヨーロッパのアパートメントではコの字型の家はよく見られる形ですが、日本ではあまり採用されていませんでした。
そのため、家を訪問してきた人たちの印象に残るでしょう。

2つ目は、庭でもプライバシーを確保できることです。
庭は道路を歩く人々の目が気になる場所です。
コの字型にすると外にフェンスをつくらなくても庭を隠せます。
人の目を気にすることなく、ガーデニングを楽しめるでしょう。

3つ目は、落下事故や交通事故がなく、安全な子供の遊び場の確保ができることです。
中庭は高さがないので、危険な落下事故を防げます。
家にいながら外で遊びたい、遊ばせたい人にとって安全な遊び場と言えるのでおすすめです。

4つ目は、自然光で家の中が明るくなり開放的で風通しも良くなることです。
中庭があることで、窓がある部屋が増えます。
そのため、必然的に部屋が明るくなり、開放的になります。
風通しも良くなるので、スッキリとした生活を送れるでしょう。

□コの字型の家の注意点とは?

コの字型の家にはたくさんのメリットがありましたが、一体どのような注意点があるのでしょうか。

1つ目は、費用面です。
コの字型の家はI字型やL字型の間取りと比べると壁の面積が多くなります。
そのため、家の形が複雑になるほど費用が高くなってしまうので、予算と相談しながら決めましょう。

2つ目は、排水面です。
梅雨や台風が発生しやすい時期では、大雨が降ります。
そのときに、コの字型の家では、家の中心にある庭に水がたまる可能性があります。
排水が不十分な場合、家の中まで湿気で影響を受けたり、虫が発生したりするなどの悪影響が出ます。
この悪影響を防ぐために水はけをよくする構造にしたり排水面を整備したりして対策をする必要があります。

□まとめ

今回は、コの字型の家の間取りのメリットと注意点をご紹介しました。
コの字型の家にはたくさんのメリットがあるので、注意点にも気をつけながら検討してみてください。
当社では、自然素材を使った安心で安全な家づくりをしています。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

UA値やC値って何?確保しておきたい基準を解説します!

家を建てる際、デザイン性も大切ですが、住宅性能も注目したいポイントですよね。
そこで、UA値やC値という言葉を耳にする人は多いでしょう。
また、よく耳にするものの、どういう意味なのか分からない方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、UA値とC値の意味と違いをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□UA値・C値の意味と違いとは?

UA値とは、断熱性能を表わす数値で外皮平均熱貫流率のことをいいます。
簡潔に説明すると、建物の窓や壁から外部に放出される熱量を外皮面積全体で平均した値です。

熱量は開口部を通過して外部に逃げます。
この熱量を外皮全体で平均したもので、熱量がどれくらい外部に逃げやすいかを表しています。
UA値の値が小さいほど、熱量が外部に逃げにくく、断熱性能が高い住宅ということを示します。

C値は、気密性能を表わす数値で家の広さに対してどのくらいの隙間があるかを示しています。
値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い家です。
C値を測定するのは、完成したばかりの住宅で専門の気密測定試験機を使用します。
しかし、C値は性能を示すのが難しいので、ハウスメーカーや工務店ごとに考え方が異なります。
そのため、依頼するハウスメーカーや工務店がどのような考えであるか確認しておくと安心です。

□快適に暮らすために確保しておきたいUA値とC値の基準をご紹介!

まずは、UA値の基準をご紹介します。
UA値は、ZEH基準を満たす数値を確保しましょう。
その値は0.4から0.6以下です。
省エネ基準を満たす程度では、高断熱住宅のメリットを押し出すには不十分です。

しかし、HEAT20の基準までを目指すと費用が高くなります。
ZEH基準は、費用や基準も丁度良い値で設定されているのでZEH基準を参考にするのをおすすめします。

C値は、1.0未満を推奨します。
可能なら、0.7以下が良いでしょう。
気密性が低いと、家の隙間から外気が出入りするので断熱性能が低下してしまいます。

また、換気効率も悪くなり内部結露が発生する環境を招きます。
夏は蒸し暑くなり、冬は寒くなり快適に生活できません。
断熱性能と気密性能は両者ともに優れていないと意味がないので、この2つの性能は一緒に考えるようにしましょう。

□まとめ

今回は、UA値とC値についてご紹介しました。
住みやすい家にするためにも、ぜひこの記事をお役立てください。
当社では、安心して暮らしていただける家づくりをしています。
注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。