インナーガレージの建ぺい率とは?メリットデメリットも解説します!

家を建てる際に、ガレージが欲しいという方は多くいらっしゃるでしょう。
この記事では、インナーガレージのメリットデメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてください。

□インナーガレージの建ぺい率とは?

一戸建ての住宅の場合、自由に駐車場を設けても良いとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、屋根があると建築物として扱われるので、建築確認の申請をしなければなりません。
そして、建ぺい率や容積率に余裕がなければ建築できないということをまず理解しておく必要があります。

建ぺい率は、敷地面積のうち建物を建てられる面積のことです。
用途や住んでいる地域によってその割合は異なります。

「建ぺい率」は、建築面積÷敷地面積×100で求められます。
例えば、建ぺい率が40パーセントの地域では、敷地150平方メートルに建築面積60平方メートルまでなら建築物を建てられるということです。

ビルトインガレージをつくる時は、全ての面積が建築面積に算入されます。
独立型の屋根だけのカーポートも同じで、建築面積に含まれます。
つまり、家と一体型の場合も、一体でない場合でも、屋根があれば建築面積に含めるということです。

建ぺい率を確認したら、続いて容積率も確認しましょう。
「容積率」は、延べ床面積÷敷地面積×100で求められます。
例えば、容積率が100%の地域では、敷地150平方メートルに延べ面積150平方メートルの建築物を建てられます。
これを超えると容積率違反となり、建物をもう少し小さく設計しなければなりません。

これらを理解して、設計を進めることが大切です。

□ビルトインガレージのメリット・デメリットを解説!

ビルトインガレージを設けるメリットを2つ紹介します。
1つ目は、雨の日でも濡れずに外出、帰宅できることです。
買い物帰りなど、駐車場が遠いと負担になってしまいますので、ビルトインガレージがあると嬉しいですね。

2つ目は、趣味の部屋などとして利用できることです。
趣味を存分に楽しめる空間を設けるのはなかなか容易ではありません。
バイクなどが好きな方には嬉しいでしょう。

一方で、デメリットとしては、1階に居住スペースを設けにくくなることです。
また、土地の条件次第では3階建てになる可能性があることも理解しておきましょう。

□まとめ

この記事では、インナーガレージの建ぺい率と、メリットやデメリットについて解説しました。
インナーガレージを設けたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
家づくり中の方はぜひ一度当社にご相談ください。
様々なアドバイスをさせていただきます。