高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説します!

十和田003_R.jpg

雨の日はジメジメしていて、どうしても気分も落ち込んでしまいませんか。
雨の日だと洗濯物が外に干せず、部屋干ししてもなかなか乾かないため、着る予定だった洋服を諦めてしまった経験もあるかと思います。
そこで今回紹介するのは、洗濯物が乾きやすい住宅です。
今回は、高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説します。

□ここが嫌!洗濯物の部屋干し

冬場に水分が十分含まれた洗濯物を部屋干しして、加湿器代わりにする方もいらっしゃると思います。
しかし、「今日は洗濯日和だ」と言うように、部屋干しよりも晴れた日に外で洗濯物を干したほうが何だか気分も上がるのではないでしょうか。

洗濯物の部屋干しを好まない理由として1番多いのが、臭いです。
臭いの原因は雑菌の繁殖ですが、それを聞くともっと部屋干しが嫌になるかもしれません。
雑菌の繁殖は、洗濯物が素早く乾くように、温度が高く湿度が低い環境を整えることで避けられます。

しかし、部屋干しする日は大体雨が降っていて多湿であること、部屋に十分に間隔をとって洗濯物を干せるスペースがないことから、雑菌の繁殖を抑えながらも洗濯物を部屋干しすることはとても難しいのです。

また、部屋干しによる結露の発生が気になる方もいらっしゃいます。
乾燥している冬において、洗濯物の部屋干しは加湿器代わりにもなりますが、一方で室内外の気温差が激しい冬でもあるので、空気が水分を多く含む環境になってしまい結露が発生しやすくなってしまうのです。

結露は目に見えない壁の内部でも発生し、家の耐久性の低下にもつながってしまいます。

□高気密高断熱住宅における部屋干しのメリット

それでも雨の日は避けられない部屋干しですが、実は高気密高断熱住宅であれば、部屋干しのデメリットを解消できるのです。

理由の1つ目は、冬でも室温が高いことです。
高気密高断熱住宅は、その高い断熱性から冬でも暖かさを保ちます。
そのため、洗濯物が乾きやすい条件の1つである「高い温度」をクリアできるのです。
また家全体で室温差が小さいため、部屋干しのために空調を調整する必要もありません。

2つ目は、無駄な湿気が室内に流入しないことです。
洗濯物が乾きやすい条件の2つ目は、「湿度が低い」ことでした。
これは洗濯物に含まれた水分が、空気中に移動するために必要な条件です。

高気密高断熱住宅は、気密性が高く外から余分な湿気が流入することを防げるので、2つ目の条件をクリアできます。

以上2つの理由から、高気密高断熱住宅は部屋干しでも洗濯物が乾きやすい環境が整っているため、部屋干しのデメリットを解消できるのです。

□まとめ

今回は、高気密高断熱住宅における部屋干しのメリットを解説しました。
部屋干しはやはり避けたい方も多いですが、梅雨がある日本にとってやはり避けられないものです。
雑菌の繁殖や結露を避けたい方は、ぜひ高気密高断熱住宅で、部屋干しでも洗濯物が乾きやすい環境を体験してみてください。
また、高気密だけでは叶えられない、本当の自然素材や本当の漆喰による調湿作用も利用できるともっといい室内環境ができると思います。
高気密高断熱住宅をお考えの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。