国産材で家を建てるメリットとデメリットを紹介します!

「マイホームの建築に国産材を使いたい」
「国産材のメリットとデメリットを知りたい」
このようにお考えの方は多いと思います。

住宅に使用する木材には、国産材と輸入材があります。
国産材には、輸入材にはない特徴があります。
そこで今回は、国産材のメリットとデメリットを紹介します。

□国産材のメリットとは?

最初に、国産材のメリットについて紹介します。

1つ目は、日本の気候に合う住宅を建てられることです。
日本には四季があるため、1年の間に気温や湿度が大きく変化します。
そして、木は気温や湿度の変化に大きく影響を受けます。
特に、日本の気候変動に慣れていない輸入材の場合、影響を受けやすく腐敗のリスクが高いです。

一方で、国産材は日本の気候で育っているため、腐敗のリスクが低いです。
そのため、日本の気候に合う住宅を建てられます。

2つ目は、森林保全につながることです。
国産材を使用することで、日本の森林管理に役立ちます。
管理された森林は、木が育ちやすくなり、たくましい木々が増えます。
たくましい木が増えることで、土砂災害の防止に繋がります。

このように、国産材を住宅に取り入れることは森林保全や強い木を育てるのに役立ちます。

3つ目は、ダメージの少ない木材を使用できることです。
輸入材は遠い海外から輸送されてくるため、その途中でダメージを受ける場合があります。
小さなダメージが大きな問題につながる恐れもあります。
一方、国産材は輸入材に比べて輸送距離が短いため、ダメージを受けるリスクが少ないです。

□国産材のデメリットとは?

次に、国産材のデメリットを紹介します。

*流通量が少ない

国産材は、輸入材に比べて流通量が少ないです。
そのため、木材が欲しい時でも入手に時間がかかる場合があります。
なるべくスムーズに住宅を建てたい方にとっては、取り入れにくいかもしれません。

*価格が高い

上記でも紹介しましたが、国産材は比較的流通量が少ないため、単価が高いです。
さらに、加工料もかかるため、価格が割高になりやすいです。
しかし、少しずつ価格が下がってきているため、手の届く木材を見つけられるかもしれません。

□まとめ

以上、国産材のメリットとデメリットを紹介しました。
国産材の需要は、今後も少しずつ高まっていきます。
今回の記事を参考に、国産材を使った住宅の建築を検討してみてください。

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お困りのことがございましたら、気軽にお問い合わせください。

新築の木造住宅を建てたい方へ!杉の木の特徴を紹介します!

「杉を取り入れた住宅に暮らしたい」
「杉を取り入れた住宅の特徴を知りたい」
このようにお考えの方は多いと思います。

杉は日本の代表的な材木ですが、特徴について分からない方は多いですよね。
杉の特徴を知っておけば、木造住宅を建てる際に役立ちます。
そこで今回は、杉の木の特徴を紹介します。

□杉の特徴とは?

杉は、日本の固有種で本州や四国、九州に分布しています。
昔から住宅の建材や家具など様々な用途で使われてきました。
以下では、杉の特徴について紹介します。

1つ目は、香りです。
杉は、木材特有の爽やかな香りが特徴的です。
杉を多く取り入れた部屋にはこの香りが広がるため、まるで森林浴をしているような感覚を味わえ、リラックスできます。
さらに、他の香りとの親和性が高いため、部屋に取り入れやすいです。

2つ目は、手頃さです。
杉は、昔から人工造林として植林され続けており、日本国土の約12パーセントに植えられています。
そのため、比較的手に入れやすく、リーズナブルな価格ですので、手頃に取り入れられます。

□杉の住宅のメリット・デメリットを紹介

杉の特徴についてご理解いただけたでしょうか。
それでは、杉を取り入れた住宅には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

*メリット

1つ目は、調湿効果があることです。
杉を含む無垢材には、自然の調湿効果があります。
そのため、年間を通して快適な湿度を保てます。

2つ目は、経年劣化を楽しめることです。
杉は、年数が経つにつれて木目や色に変化が生まれます。
そのため、少しずつ深みのある質感になることで、新築の時とは異なる雰囲気を楽しめます。

*デメリット

1つ目は、傷やシミがつきやすいことです。
杉は柔らかい材質ですので、傷がつきやすいです。
また、汚れが付着するとシミになりやすいです。
これらは、経年劣化の1つとして楽しめますが、人によってはデメリットに感じるかもしれません。

2つ目は、隙間ができやすいことです。
杉の経年劣化が進むと、木材が変形することがあります。
そのため、床材に用いると、フローリングに隙間が生まれる可能性があります。
そこに汚れが溜まると、掃除が大変になります。

このようなメリットとデメリットを比較して、スギを取り入れるか検討してみてください。

□まとめ

以上、杉の木の特徴を紹介しました。
杉の木のような無垢材を取り入れた住宅は、とても温かみがあります。
今回の記事を参考に、杉を使った住宅の建築を検討してみてください。

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