小上がりのあるモダンな和室の作り方とは?そのメリットやデメリットも紹介します!

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和風ではない、小上がりのあるスタイリッシュなモダン和室はそのおしゃれさから人気を博しています。
しかし、小上がりのあるモダンな和室はどのように作ればいいかわからない方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、小上がりのあるモダンな和室の作り方を、メリットとデメリットとともに紹介します。

□小上がりのあるモダンな和室を作る際のコツをご紹介!

*内装

モダンな和室にするには和風なテイストだけでなく自由なデザインを組み合わせるのがポイントです。
モダンなリビングに合わせるために、和室の畳の色をグレーやブラックなどのシックな色にし、正方形の畳にするのがおすすめです。
また、照明はダウンライトや間接照明を設置することでスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。

*間取り

リビングの広さや、どのような使い方にしたいかを考慮しつつ、和室の間取りを設計する必要があります。
和室の間取りのサイズは、生活動線やリビングとのバランスをとりましょう。
用途については、和室をくつろぎの場にするのであればテレビやダイニングの近くに、来客用の客間とする場合には庭が見えるような開放感のある場所に設置するのが理想的です。

*小上がりの高さ

和室を低い小上がりにすると、リビングにフィットする空間になります。
一方で高い小上がりにすると、視線が高くリビングの仕切りとなり空間を分けることが期待できます。
また、段差の部分をある程度の高さのある段差だと収納スペースとして活用できます。

□小上がり和室のメリット・デメリットとは?

小上がり和室のメリットは以下の2点です。

1.空間に立体感が出る

段差があるとメリハリが出て、立体感のあるスタイリッシュな雰囲気になります。
リビングとの空間に区別をつけられるので和室自体がより目立った印象になります。

2.段差でくつろぐ

段差に腰をかけてリビングにあるテレビを見ることで、ゆったりと過ごせます。
段差に座れるため、正座が得意でない人にはおすすめです。
さらに、モダンなデザインにすることで落ち着いて過ごせます。
続いて、デメリットは以下の2点です。

1.バリアフリーに不向き

どうしても段差があると、高齢者や子どもは利用しにくくなります。
幼い子どもにとって段差は危険ですし、角にぶつかって怪我をする恐れもあります。
将来の暮らしや家族構成も考慮しながら、小上がりの段差の高さを調整しましょう。

2.リビングに圧迫感が出てしまう恐れがある

段差があると、部屋が狭く見えてしまう可能性があります。
段差は奥行きを出してくれますが、家具を置いたときに逆に圧迫感が感じられます。

□まとめ

今回は、小上がりのあるモダンな和室について紹介しました。
小上がりを作る際は、内装、間取り、小上がりの高さについて注意することが大切です。
また、小上がりのあるモダン和室は空間に立体感が出て、段差を利用するとリラックスして過ごせます。

一方で、リビングへの圧迫感やバリアフリー面で不都合があります。
小上がりのあるモダンな和室を作る際は、自分や家族の生活スタイルに合わせて作るようにしましょう。

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