新築住宅を建てたい方へ!近居を選ぶ方の割合について紹介します!

「親の近くに家を建てるか迷っている」
このようにお悩みの方は多いと思います。
親と子の住宅の距離感は、親子の関係性だけでなく生活のしやすさにも影響を与えます。
そして最近は、適度な距離感を保てる「近居」を選ばれる方が増えています。
今回は、新築住宅を建てたい方に向けて近居を選ぶ方の割合について紹介します。

□近居の割合を紹介

最初に、近居の割合について紹介します。

近居とは、「住居は異なるものの日常的な往来ができる範囲に居住すること」と国土交通省が2006年に行った調査の際に明記しています。
徒歩や自転車、車などの移動手段で約1時間以内の距離に親子の家があると考えると良いです。

そして、国土交通省が5年に1度実施している「平成30年住生活総合調査」によると、親子世帯が同居する割合が減少し、近居を選ぶ割合が増加傾向にあります。

具体的には、同居の割合は1993年には20.8%でしたが、2018年には11.6%まで下がっています。
一方、近居に該当する「徒歩5分程度の場所に住む」「片道15分未満の場所に住む」「片道1時間未満の場所に住む」という項目の合計は1993年の18.9%から、21.3%に増えています。

このように、約30年前と比べると少しずつ近居を選択される方の割合が増えています。

□近居の人気が高い理由とは?

それでは、なぜ近居の人気が高まっているのでしょうか。
以下では、近居の人気が高い理由について紹介します。

*生活リズムの違いによるストレスがない

世代の異なる家族が同居すると、食事や入浴、就寝時間など生活リズムが異なります。
そのため、家族全員で食事をしたり、就寝時間を合わせたりするのが難しくなる可能性があります。
近居にすることで、お互いの生活を独立させられるため生活リズムを変える必要がなくなり、ストレスがかからなくなります。

*好きなようにインテリアを決められる

同居する場合、自分の趣向とは異なるインテリアや家具の中で生活する必要があったり、親と子のインテリアが混ざって統一感のない部屋になったりする場合があります。
一方、近居の場合は、自分の好きなようにインテリアや家電などを決められるため、より理想の暮らしを実現しやすいです。

□まとめ

以上、近居を選ぶ方の割合について紹介しました。
子育てをされている方は、特に親の家との距離感を考えると良いでしょう。
今回の記事が、新築住宅の場所選びの参考になれば幸いです。
当社では、新しく住宅を建てたい方のご相談を随時受付中です。
何かお困りごとがございましたら、気軽にご相談ください。

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