安心安全な住宅に住むために!耐震等級について解説します!

「耐震性の高い住宅に住むには、耐震等級が大事って聞いたけどあまりよく分からない」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
そこで、今回は耐震等級の区分と耐震等級を高くするためのポイントをご紹介します。
分かりやすく解説しますので、耐震等級についてあまり分からない方はぜひ参考にしてみてください。

□耐震等級の区分をご紹介!

耐震等級とは、住宅を強さ・強度によって等級に分けた性能表示のことを言います。
これは、品確法によって定められています。
耐震等級は1から3まであります。

耐震等級1は、一般的な戸建住宅の強度に相当します。
数百年に1度発生する地震で倒壊や崩壊の危険性がないとされる住宅を指します。
また、数十年に1度起こる地震でも、建物の損傷がない耐震性があるとみなされた住宅に当てはまります。

耐震等級2は、病院や学校などと同じくらいの強度がある住宅を指します。
等級1で想定された1.25倍の強い地震が起きても、倒壊しない耐震性があります。

耐震等級3は、消防署や警察署と同じくらいの強度がある住宅です。
等級1で想定された1.5倍の大きさの地震が発生しても倒壊しないので、非常に安心できるでしょう。

□耐震等級を高くするためのポイントとは?

1つ目は、建物を軽くすることです。
建物の重さが軽いほど耐震性が高くなります。
建物が重いと地震が起きた時、揺れ幅が大きくなり建物の損傷を招いてしまいます。
建物を軽くすることで、揺れ幅が小さくなり地震の揺れの影響を受けにくくなりますよ。

2つ目は、耐力壁を増やすことです。
耐力壁とは、地震や風から受ける横からの力に抵抗するための壁のことを言います。
耐力壁を多くすると、耐震性が高まります。

しかし、無計画に設置すると耐震性を最大限に高められません。
バランスを考えながら配置することが大切です。
耐力壁がある部分だけに集まることがないように、業者に相談してバランスの良い配置を考えてもらいましょう。

3つ目は、床の耐震性を上げることです。
壁と床は繋がっているので、壁の強度があっても土台になる部分が弱いと耐震性は低くなります。
床の耐震性を高めることで、耐力壁が受けた揺れを受け流せるので建物のダメージを少なくできるので、床の耐震性も忘れないようにしましょう。

□まとめ

今回は、耐震等級の区分や耐震等級を高くするためのポイントをご紹介しました。
安心して暮らせるように家づくりをする際にぜひ参考にしてください。
当社では、安心で安全な家づくりをしています。
家づくりを検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。

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