住宅ローンの金利はどれが良い?住宅ローンの選び方を解説!

マイホームを手に入れるために住宅ローンを利用するという方は多いでしょう。
この記事では、金利のタイプと住宅ローンを選ぶポイントを解説します。
ぜひ参考にしてください。

□住宅ローンの金利タイプを解説します!

住宅ローンの金利タイプには、全期間固定金利型、変動金利型、固定金利選択型の3つがあります。

1つ目の全期間固定金利型から解説します。
これは、住宅ローンを契約した時に定めた金利が、ローンを完済するまで固定で適用されるものです。
市場の金利が変動したとしても、見直されず、毎月の返済額は一定です。
金利の動向のチェックが苦手な方や、返済額が変わるのがいやだという方におすすめです。

メリットとしては、市場金利が上がっても返済額が上がらないこと、返済額が一定なので返済の計画が立てやすいことが挙げられます。
一方で、デメリットとしては、変動金利型よりも高金利になること、市場が低金利になっても返済額が減らないことが挙げられます。

続いて、2つ目の変動金利型についてです。
これは、半年ごとに金利が見直されるタイプの住宅ローンです。
ただし、返済額に関しては、金利が変わっても返済する金額は5年ごとにしか変わらない「5年ルール」が適用されるのが一般的です。

メリットとしては、1つ目の全期間固定金利型よりも金利が低く設定されている上、市場金利が下がれば、返済額も減少することです。

一方で、デメリットとしては、逆に市場金利が上昇すると返済額が増えてしまいますし、返済の計画通りに行かなくなる可能性があります。
大幅な金利の上昇が見込まれる場合は適していない方法でしょう。

最後に3つ目の固定金利期間選択型を解説します。
これは、3年、5年、10年など金利の固定期間を選び、その期間は金利が一定のタイプです。
この期間が終わったら、変動金利にするか固定金利にするかを選択します。
申し出なければ自動で変動金利になるというケースもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

□住宅ローンを選ぶ3つのポイントを紹介します!

先述した金利を意識すること以外にも、住宅ローンを選ぶポイントがあります。

1つ目は、手数料です。
各金融機関が独自に定めているので、住宅ローンを組む前にどの程度の手数料がかかるのかを確認しましょう。

2つ目は、口座保有やその他の金融商品を保有しているかです。
金融機関にもよりますが、積み立てNISAやiDeCoを利用している場合、住宅ローンの金利が下げてもらえる可能性があります。
利用している方はぜひ確認してみましょう。

3つ目は、将来借り換える可能性があるかどうかです。
残債や契約の年数次第ではありますが、契約している物よりも金利が低いものを見つけた場合、借り換えを検討するでしょう。
特に、固定金利期間選択型の場合、住宅ローンの見直しができるのは、最初に選択した期間が終了した時です。
また、借り換える時には様々な審査があるので、転職などを考える方もこまめに住宅ローンを見ておくと良いでしょう。

□まとめ

この記事では、金利のタイプと住宅ローンを選ぶポイントを解説しました。
住宅ローンを検討している方はぜひ参考にしてください。

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